お店応援ドットコム (2011年10月28日) [
出来事]
中古厨房機器販売・厨房機器買取のお店応援ドットコム三上です。
本日も、ボスの代打ちです。出店計画を間違えた飲食店、第二弾です。出店前の方、ぜひ読んでみてください。
では、どうぞ!
富山さんの今までの経緯を述べてゆこう。彼はまず始めに、これからお店を運営してゆく3人の仲間と会社を設立した。彼が以前の職場で知り合った方たちで、一人は音楽関係が趣味で、これかから始めるお店でライブ演奏もしたいと言っていた。仮にBさんとしよう。もう一人は飲食店コンサルタント経験のある料理人で、イタリア料理と和食ができる職人さんだ。仮にCさんとしよう。資本金700万円でこの資本金は富山さんが全て出し、Bさん所有の自宅マンションで登記した。代表者は富山さんである。
この頃の3人は希望に満ち溢れ、明るく積極的に店舗情報を探し、私もプロの目から物件の良し悪しをアドバイスしてきた。閉店するお店は以前にも増して多いが、なかなか希望するような物件には出会えない。それはそうだ、こればかりは縁もので、1・2年かかってやっと出会える人もいる。これは、以前のブログにも書いたが(納得のお店作り その2より)、その人の持っている「運」に大きく左右される。
設立して3ヶ月ほどして青山1丁目の元レストランの居ぬき物件を内見した時に、思いもよらぬことを富山さんが言った。「ここで決めようと思うのだけど、どう思う?」というのだ。
確かに2年ほどして閉めたレストランなので内装もきれいで、設備も全て整っている。簡単な備品と食材を揃えれば直ぐにでも開業できる物件だった。その場で私はその物件にダメ出しをした。立地条件が悪く、家賃も造作金額も高く、土曜・日曜の営業も見込めない。初めてにしては箱が大き過ぎる等々、これは手を出す物件ではない。このときは素直に私のアドバイスに従ってくれた。そして1週間後、今度は渋谷の桜ヶ丘の2階店舗で、やや大きめのバーの居ぬき物件を見た時も、彼は「ここで決め手しまおうと思う」と言った。しかし私から見てこの物件も即ダメ出しをした。理由はたくさんありすぎて覚えていない。その後も南青山の物件や、原宿の物件を見ては同じようなことを繰り返した。
不動産業者はそんな彼らに、次々に物件を案内し、今思えばとても危険な状況だった。
彼は焦っていたのだ。設立した会社の事務所家賃はBさんの自宅なので発生はしないが、自分も含めて3人の給料が毎月出てゆく。資本金があっという間に減っていってしまった。
そんな時に、今回の出店物件に出会った。
それぞれが、いつでも動けるようにアルバイトをしながら物件探しをしていれば、この焦りが原因の判断ミスは防げたのに。
三上です。今回のブログからすると、物件は見たもので決めてしまおう。という様子が伺えます。物件は、これからの生活の基盤となる場所です。もっと慎重に、開店後の集客数・客層・他にも想像力を膨らませ多方面から検討する必要がありますね。
お店応援ドットコム (2011年10月27日) [
出来事]
中古厨房機器販売・厨房機器買取のお店応援ドットコム三上です。
本日は、ボスの代打ちなんですが、ちょっと重い内容です。しかし、こんな現実がいくつもあります。飲食店出店前の方には、ぜひ読んでもらいたいですね。
では、どうぞ!!
飲食店にかかわる仕事をしていて、いつも楽しい事ばかりではない。つらい現実もこのブログに書くことで、読んでいただいた方に少しでも参考になればありがたい。
そのお店はこのブログを書いている平成23年10月21日現在営業している。実名は出せないので仮に「トミー」としよう。ここのオーナーを仮に「富山さん」とする。
その富山さんは私の学生時代の友人で、成績も優秀、誠実で人柄もよく、一緒に楽しい学生時代を過ごした。卒業の時期は第2次石油ショックの頃で、私たちのような大学では、なかなか就職がなかった。ちょうどその頃流行った言葉で「でも、しか先生」というものがある。何かというと、学校の先生に「でも」なるか、先生に「しか」なれない。
彼も一時期教員を志していたが、今思えばそのほうが富山さんには向いていた。ここに一つの「分水嶺」を感じる。彼は何を思ったか、都内にある高級ステーキとしゃぶしゃぶのお店に就職したのだ。彼の育った環境には料理人はいないし、調理経験は学生時代にしていたお肉屋さんのアルバイト以外に結びつけるものはない。それほどスラリとした体格ではないし、ホールサービスの仕事も、彼の持っている雰囲気はすこし違う感じはした。しかし、その後バブル経済の波に乗り、この高級店と共に成長し、彼はこのお店の副支配人にまでなった。
その後20年ほど行き来はなかったが、昨年、突然連絡があり、勤めていた会社を早期退職で辞め。その退職金を使ってお店を出すというのだ。
何度か食事をしながら彼のプランを聞いてみて思ったことは「考えが甘い」と感じた。その甘さゆえに、1年後には退職金は無くなり、これからの人生を借金の返済に充てることになる。今日現在、お店は営業しているが、手持ちの資金は底をつき、追加融資も受けられない。先月は家賃を払えていない。おそらく今年いっぱいで閉店になるのではないだろうか。
これから何回かに分けて、今回の経緯とボタンの掛け違いを分かりやすく書いてゆこうとおもう。
三上です。年間何件もの飲食店出店に関わります。なかには、失敗して人生設計が狂った人もいます。そのほとんどは、出店計画の段階からちょっと無理があるのでは?と思うことが多いです。
お店応援ドットコム (2011年10月25日) [
厨房機器]
中古厨房機器販売・厨房機器買取のお店応援ドットコムの三上です。
本日も、早起きをして製氷機の入れ替え作業の立会をしたときの話です。今回の製氷機の入れ替えは、東京都の立川市でした。お店のオープン前に、製氷機の入れ替え作業を終わらせるので、この日も朝早くからやりました。
朝の8時に立川に行くには、当日は4時起きです。なんせ私が住んでいるのは、千葉県の船橋市です。遠い~・・・。眠い目をこすり、5時頃には家を出たんですが、外は真っ暗でした。街頭の明かりもまばらで、むしろ夜より暗く感じました。節電の影響でしょうか?と関係ない話はこれくらいで話を戻します・・・・
製氷機の入れ替えは、先日の食器洗浄機の入れ替えに比べると注意点が少なく、そんなに難しくはありません。(それでも下見は絶対に必要です!弊社から販売する商品の入れ替えに限り、有料ですが東京・近県は下見対応してます!!連絡は、お店応援ドットコムへ・・・)
それでは、製氷機の入れ替え作業です!

搬出経路を確保して、古い製氷機を外に出します。

製氷機変わったの?・・・あまり変わった様子がありませんが、しっかり変わってます!!

コンセントのプラグを付け替えて試運転へ・・・

製氷機の繋ぎも終わり、動作確認です!ここからは、いつもの事「おっさん」数人で製氷機の氷が落ちる様子を凝視しています。

氷ができました!!って当たり前ですが、ちょっと、ほっとします♪ ♪最初の氷はそのまま捨てて、作業完了です!!
最近、パソコンが「さくさく」つながるのキャッチを見て、「さくさく」がみょ~に気に入っている三上でした♪ ♪
お店応援ドットコム (2011年10月20日) [
厨房機器]
中古厨房機器販売・厨房機器買取のお店応援ドットコム三上です!
最近、東京はかなり涼しく・・・いゃ、ちょっと肌寒く感じる今日この頃です。こうなると鍋で、熱燗をキュ~っとやりたくなりますね!!週末近くなるとそんなことばかり考えている三上でした♪ ♪
さて、話は全く変わりますが、先日、横浜で食器洗浄機の入れ替え作業をやりました。その時の様子をお伝えします。
食器洗浄機の入れ替えは、大変です。何が大変かと言いますと、「置けば済む」と言うものではありません!ってそんなこと皆さんご存知ですよね。注意する箇所が多いんです!どんなことに注意するのか?と言うと、給排水・電源・ガス容量・などなど、確認箇所が多いんです。
単語を見ただけで、専門家に下見を頼んだほうがよさそうな言葉が並びますね。こんなときは お店応援ドットコムに連絡ください。弊社から販売する機器の入れ替えに限り、都内近県は、下見対応しております。(ちょっとだけ下見費用かかります)
こちらの店舗は、横浜でした。事前に下見をした後、食器洗浄機の入れ替え作業に伺いました。
その時の様子の写真ですが、あれ??食器洗浄機の取っ手がフードに当たってます!そうなんです。下見をしたとき気が付いたので、現地で切ることにしていたんです。

食器洗浄機の入れ替え作業は時間がかかるので、この日は朝の7時から始めました。「なんせ~オープンに間に合わせないといけません!」

搬入作業には、この様に現場対応をすることがとても多いです。フードをサンダーで「ガッガッガガ~・・・」とやりました。

食器洗浄機がピッタリと、フードに収まります。

電気のコンセントプラグも、水場の近くなので防水タイプに交換しちゃいま~す!!「えっ、こんな事までやってくれるの?」ご心配なくちゃんと伝票についてますから・・・

食器洗浄機入れ替え作業完了です!無事、お昼のオープンに間に合いました!心配そうに見てた、三上でした。。。。
お店応援ドットコム (2011年10月17日) [
厨房機器]
中古厨房機器販売・厨房機器買取のお店応援ドットコム三上です。
本日は、ボスが現場で体験した(実際は心配そうに見てただけです。)プレハブ冷蔵庫の撤去の話です。
厨房機器の中でもプレハブの冷蔵庫・冷蔵庫は別格です!とにかくデカイ!!あたりまえですね・・・・では、ボスのお話をどうぞ!
プレハブ冷蔵庫の撤去解体を行った。八百屋さんの倉庫内で使用していたもので、これといった傷も汚れもない。メーカーはサンヨー。2008年製で庫内に臭いもなくスノコもきれいだ。1.5坪の冷凍機は外置きのセパレートタイプ。
朝10時から解体作業が始まった。今回の作業をお願いしたのは川口にある株式会社宮岡さん。責任者の佐藤部長と電気エンジニアと解体を担当する3人の組だ。プレハブ冷蔵庫は同じ冷蔵機器でも箱型の4ドア冷蔵庫の移動と訳が違う。
フロンガスの回収から始まる設備工事、スイッチ関係の電気処理、コーキングを上手にカットして、細かい部材の回収、パネルにナンバーを打って次に組み立てる時に間違えないように処理する。また、この宮岡さんのすごいところは、外部からパネルに入る電源をむやみに処理しない。これは、組み立てる時の配線を間違えないようにする経験からだ。
3時間ほどの作業だったが、ノウハウのいっぱい詰まった、これぞプロの技術だ。
三上です。じつは私、大変不器用で・・・・この手の作業は大変苦手です!!そばで見てるだけで手元がプルプルしちゃいます。

プレハブ冷蔵庫!でかっ!!!

プレハブ冷蔵庫は撤去した後に、中古品として販売します。当然、再販できるように撤去しますが、専門の知識と技術がないとちょっと難しいですね。
さぁ、こちらが撤去した、サンヨープレハブ冷蔵庫1.5坪 PCU-SN200Muです。

サンヨープレハブ冷蔵庫1.5坪 PCU-SN200Muはお店応援ドットコムで販売中です。

プレハブ冷凍庫の買取もしております。お問い合わせください。こちらの2008年製サンヨープレハブ冷蔵庫1.5坪 PCU-SN200Muは早いもん勝ちです!!
お店応援ドットコム (2011年09月22日) [
出来事]
厨房機器中古販売・厨房機器買取のお店応援ドットコム三上です。
さぁ、納得の店作り最終話です。今回の話は内装デザインの話です。細部にもこだわりと気遣い、そして工夫がある!
さぁ、どうぞ。
内装の話をしよう。ムラさんは斉藤さんの希望を上手に汲み取っている。躯体のコンクリートがそのまま生かされたデザインが良い(本音は工事にはあまり予算をかけないで)ということだ。今回の物件は大きい窓に木製のブラインドを使用。壁は全てコンクリートでは寒々しいので、絵を飾る壁面とパントリー側の壁はジョリパットで大きく石目のメジ仕上げ。天井は躯体そのままにして、天井高を確保し、狭い店内を広く感じさせる狙いだ。
床材には予算を多く割いた。こうすることでお店は高級に見えるらしい。カナダと北米の100年から150年ほどの古い木造倉庫を手作業で解体したヴィンテージウッドだ。現地で床材用に製材してあるが、ところどころにノコ目跡がある。今回、このお店では、そのままワックス仕上げをした。時間が経つにつれて、ますますよい感じになってゆくと思う。
腰壁もドアもこの木材を使用し、木目を生かすクリア塗装にした。さらに扉も(有)エーイーの秋元さんに組んでもらった。秋元さんは元々建具屋さんなので、こうした細かい木工時が得意なのだ。
もう一つ特徴がある。一般的に厨房内部は排水を取る為に、床の高さを1段上げるが、ここの店は、客席と厨房が同じ高さだ。私たちはこのことを「ゾロ」と呼ぶ。厨房内部は狭く窓も無く暑い。少しでも天井を高くすることで、仕事の環境はよくなる。クリエイティブな仕事を長く続けてゆくのにストレスにならない工夫がしてある。
さて、ここで、このブログをご覧の皆様に問題です。今回このATZOUの店舗の造作にかかった費用は全部でいくらでしょうか?厨房機器、照明器具も含みます。ぴたり賞の方にはATZOUで使用している手吹き赤ワイングラス(ボルドータイプ・4000円相当)を50個プレゼントいたします。締め切りは平成23年9月30日。どしどしご応募ください。
三上です。それでは改めて店内を見てみましょう。

ドアに使われている木、カナダと北米の100年から150年ほど前の木造倉庫に使われていた木材だそうです。

店内の床もカナダと北米の100年から150年ほど前の木造倉庫で使われた木材です。使い込むと良い風合いが更に出ますね。

壁は、ジョリパットで石目のメジ仕上げ。これで店内のコンクリート部分との調和を図り、天井はそのままにして店内を広く感じさせている。
ボス、お店の事は良くわかりました。そろそろお腹が空いたので、料理を食べてメニューの「ボスブロ」お願いします。三上でした。
お店応援ドットコム (2011年09月20日) [
出来事]
厨房機器中古販売・厨房機器買取のお店応援ドットコム三上です。
ボスブロ代打ちの三上です。今日の話は50才過ぎてヒョロっとして短髪・丸渕めがねはジャン・レノに見える・・・・って話ではありません。その「ジャン・レノ」似の店舗プランナーの話しです。厨房設備に詳しく、料理好きなプランナーが店舗設計を手掛けます!その人は、おまけに人が良いときている。そんな人が店舗設計のプランと立てると「ご機嫌」な店ができます!!
では、どうぞ!
斉藤さんご夫妻は、見積もり金額が確定した後はほとんどのことを任せてくれた。つまらないこだわりは持たず、大切な部分は十分に話しあった。お互いに信頼しながら仕事を進めてゆくことは責任感を強く感じるとともに、とても作業しやすい。現場の職人さん達も、暑い中がんばってくれたし、これといった事故やトラブルも無かった。
今回、設計デザインをした村内正秀さん(通称ムラさん)は厨房と設備にも精通していて、お店に来て見ていただければここであえて説明するまでも無い。
斉藤さんご夫妻にもとても気に入ってもらえたし、お店をご覧になった方々からも評価をいただいた。
一般的に、店舗デザイナーは厨房のことは詳しくない。よくあるパターンは厨房区画が決まったら、そのまま厨房メーカーや厨房販売会社に丸投げをする。弊社にもそうした依頼がたびたびある。しかし、本来お店造りは料理人の細かい作業の確認からすべてを始める。過小設備では機能をしない。過大設備では無駄なお金がたくさんかかる。ぴったりとフィットした厨房を作るのは難しいことだが、私たちが最も力を入れている部分はまさにこのところだ。店内装設計と厨房設計は一人のプランナーが責任を持って、全て行うことがベストだとおもう。
ムラさんの趣味のひとつに料理がある。プロのレベルだ。お酒を飲みながら料理の話をすると止まらない。ひと通りのプロの料理と細かい動きがわかっている人と、充分にメニューとオペレーションの打ち合わせをして、適正な機種を選定し、レイアウトし、設備設計をすれば、出来上がってきたものにほぼ狂いは無い。
そのムラさん、オープニングパーティの宴たけなわの頃、店内にいない。齋藤さんが長くお付き合いしている「野田秀樹さん」も来ていてみんなで美味しい料理を食べて、飲んで盛り上がっている頃、ムラさんを厨房で見つけた。飲みながら楽しそうに皿を洗っていた。齋藤さんに杉並の「ジャン・レノ」という名誉あるあだ名をつけてもらったのに、ハリウッドスターは皿など洗わない。
三上です。この方が噂の「ジャン・レノ」です!!

ジャン・レノ・・・・たしかにギューと目を閉じて「パッと」一瞬見る!!距離が100mくらい離れていれば?・・・・・三上でした。

壁面にある絵は「福井江太郎さん」の絵です。

福井江太郎さんの絵がAtzou店内に飾られています。
お店応援ドットコム (2011年09月16日) [
出来事]
厨房機器中古販売・厨房機器買取のお店応援ドットコム三上です。
ボスのブログ略して「ボスブロ」!まぁ、わざわざ略さなくてもいいような気がしますが・・・・今回でこの納得の店作りシリーズも10作目となります。今回のお話は、お店を出すまでに焦らず、じっくりと打ち合わせに時間をかけましょう!という話です。
では、どうぞ。
斉藤さんは、不動産賃貸借契約と融資額と予算を決定してから内装造作の細かな打ち合わせに入った。通常は申し込みと同時にこの作業を始める人が多いが、ここで慌てず、じっくりとご夫婦で話し合われたのだろう。
隣の花屋さんはとっくにオープンしているのに、約1ヶ月遅れのスタートになる。「短距離競争をするわけではないので、ゆっくり行きましょう」なんて言った記憶がある。
今回店舗内装をデザインしたのは有限会社メットインダストリーの社長 村内正秀さん。施工は有限会社エーイーの社長秋元和幸さん どちらもこの道30年で経験豊富なベテランだ。
物件契約が内定した昨年から斉藤さんご夫妻と店舗イメージの話は、お会いするたびに煮詰めていったのでお互いの考えとイメージは、フィットしていたと思う。そして、イメージの絵が決まって工事業者を集め細かい工事見積もりに入った。一般的に1回目に提出する見積もりは、お客様の夢と希望を全て汲んでいるので、ほとんど予算オーバーになり、手持ちの予算から考えて、ここで夢の世界から現実に引き戻される。しかし今回は設計の村さんと打ち合わせをしていて、「一発で決めよう」と話していた。
各業者から数字が挙がってきて、気合の入った圧縮作業が始まった。ここら辺のところは弊社のノウハウがたくさんあり、企業秘密ということでブログに書くことはご勘弁いただきたい。
多少の変更を除いて、金額の提示は一回で決まった。これはなかなかあることではない。
7月22日に契約を済ませ、すぐに着工し順調に工事は進んでいった。ご自分たちのお店ができてゆく過程を、ご夫妻は楽しそうに話してくれた。工事に平行して調理器具、食器備品の打ち合わせが始まったのはこの頃だ。弊社のリサイクル品を汗だくになって選び、時には短パンTシャツの着替えも持ってきて、首にタオルを巻いて倉庫の隅々を探して、良い品物を集めた。この作業も低予算にかなり貢献してくれた。8月11日に厨房機器を納め、16日に食器・調理器具を納め、22日に伝説の神主さんにお清め祓いをしてもらい、23日レセプションパーティが盛大に行われた。
三上です。物件引渡し後に現れる伝説の神主さん!!今回もAtzouお清め祓いに参上しました。

お清めは身が引き締まりますね。真剣な眼差しのシェフとマダムです。

Atzouは目黒区柿の木坂1-30-11にあるフランス料理店です。
お店応援ドットコム (2011年09月14日) [
出来事]
厨房機器中古販売・厨房機器買取のお店応援ドットコム三上です。
今回もボスの代筆・・・正確には代打ちです。今回の話の内容は借り入れをする際の注意点・落とし穴などに触れています。
さぁ、どうぞ!!
齋藤さんは物件契約と平行して制度融資の借り入れの手続きをしていた。この日のために夫婦で一生懸命働いてきて貯めた金額では、とても全ては賄えない。物件取得にかかる費用、造作・備品にかかる費用、運転資金など細かく書き出したらキリが無い。
この借り入れにも、一般の人には理解しにくい落とし穴がある。手持ちのお金で全て賄えればそれに越したことは無いのだが、通常は公的資金を使って安い金利の借り入れが一般的だ。流れの中で説明すると分かりやすいと思う。物件契約の際には、申し込みの後、その物件が気に入れば不動産屋さん仲介で物件賃貸契約書を作成する。これと平行してその物件にどのくらい造作費用がかかるか見積もりを取る。この見積もりは概算程度ならよいのだが、予算の誤差が無いようにきっちり図面を引いて、イメージを汲み取り、各専門の職人さんを呼んで正確な見積もりを取る。その後金額が確定して、契約にいたる不動産契約は済んで、もしかすると日割り計算で家賃が発生し始めている場合もあるので、一日も早く工事を進めてもらいたい。だが、いち個人で大きい買い物をするときは、代金と引き換えならよいが、売買契約書だけでは掛売りは誰もしてくれないし、融資の入金まで支払いを待ってはもらえない。でも、品物は直ぐに必要だ。工事業者は契約時3分の1現金、期間中3分の1現金、工事終了後1週間ほどで残金支払い。又は2分の1ずつ現金が必要になる。品物の販売に至っては、全額前金支払いが当たり前だ。どんどん現金が出て行ってしまう。つまり、立派な経歴やプランやコンセプトをどんなに力強くしゃべっても、この段階では社会的に信用されていないのだ。
これは品物に関してのお話だが、相手が「人」となるともっと厄介だ。移りやすい人の気持ちを引き止めてよい人材を確保するには理屈よりもキャッシュが大切だ。専門分野のプロを初対面でお付き合いを始めて、お店のコンセプトや戦略を理解してもらい、その人をキープしておくのにも無料というわけにはいかない。
そこで、借り入れを申し込むのだが、ここに大きな問題が発生する。公的資金を借り入れるとき、実際にお金を手にできるのはお店が出来上がって、保健所の営業許可書ができてからでないと振り込まれない。仕方なしに、手持ちのお金を事前に使っていろいろな契約することになるのだが、保証協会の言い分は、「手付金や契約金などの支払いは自己資金でおこなってください。」ということだ。
申し込みの際、創業計画書、不動産契約書、預金通帳、源泉徴収証、見積書などの書類の提出が義務付けられる。いちばん細かくチェックされるのは自己資金をどのくらい持っているかで、そのお金の数ヶ月間の移動を見られる。その時に、まとまった金額の動きがあれば、その使用使途を聞かれる。手持ちの資金を隠しておけば、「もう少しお金をためてからにしてください」といわれる。お金の移動が、造作の契約にかかるものであれば、申し込み金額から差し引かれてしまう。「お金があるじゃないですか」ということらしい。「設備資金で申し込みなので、前金、契約金は運転資金とみなします」とか言われて、分かるような分からない話をされて、減額されてしまう。ここで、資金調達の計画が大きく狂ってくる。お金を借りる立場って弱いものですね。
齋藤さんもここで泣かされた。
自己資金が少ないと融資はお断りされるし、「親族から一部借ります」といえば、全体金額からその分は減額されてしまう。この時期は申し込みの勤務先は「無職」になっていて収入が無い。貸す側の気持ちになれば、業暦の無い人にお金を貸すわけだから、確かにリスクはあるし慎重にならざるをえない。ほとんどの方はお金を借りる難しさをここで痛感する。
こんな大変な思いをして、やっとのことで出店にこぎつけても、飲食店は開店してみなければ分からない要素はたくさんある。雨が降ればお客さんは来ない。強風が吹けば来ない。地震があれば来ない。リーマンショックがあれば来ない。冗談ではない。
この相談窓口は、都市銀行より信用組合、信用金庫のほうが親切に教えてもらえる。
でも、その前に「お店応援ドットコム」にご相談ください。
最後にここで一つだけ言いたいことがある。融資を受けるお金も、融資を決定する人たちの給料も全て私たちの税金で賄われている。ここを忘れてもらっては困るのだ。
三上です。お金の事は一番神経を使いますね。ボスも文中最後のほうに「お店応援ドットコム」にご相談くださいといっています。お店応援ドットコムは「笑顔で出店を!」を手伝う会社です。こちらがその証拠です。↓ ↓ ↓

シェフの笑顔!!水玉模様のハンチング帽も良いですね♪ ♪ ♪(着こなし上手なシェフへ♪三ッ!!)

マダムの笑顔!ピースのおまけ付です♪ ♪ ♪(笑顔の可愛いマダムへ♪3ッ!!)
「笑顔で出店を!」を手伝う会社、お店応援ドットコムの三上でした。
お店応援ドットコム (2011年09月12日) [
出来事]
厨房機器中古販売・厨房機器買取のお店応援ドットコム三上です。
本日からボスのブログ「納得の店作り」の最終章に入ります。ちょっとその前に過去を振り返りましょう。
納得の店作り その1ゴブラン会にて齋藤豊記(さいとうあつのり)さんと出会う!
納得の店作り その2齋藤さんと初打ち合わせ!物件探しのポイントなどについて・・・
納得の店作り その3物件探し・・・・奥様と二人三脚!!これ重要ポイント!!
納得の店作り その4人柄によって損・得がある。
納得の店作り その5初期投資を抑えるにはコミュニケーションが重要!
納得の店作り その6お店を作っている間にやるべき事!やれること!
納得の店作り その7お店を作っている間にやるべき事!やれること!
さぁ続きをどうぞ!!
このブログを書いているこの頃は齋藤さんのお店が開店している。8月28日日曜日にめでたくオープンした。前回のブログ「納得のお店つくりその7」が2月8日だったので、その間に全ての事が進んでいたわけだ。
6月17日に物件契約を済ませたが、2つアドバイスさせていただいたことがある。
保証金、家賃は不動産との交渉になるが、非常に良い立地条件なので、どうしても売り手市場であることは間違いない。
1つ目のアドバイスは、今回の1階フロアーは2分割されていて、ビルオーナーは花屋さんと、レストランのテナントを希望していたようだ。設計段階でお話を進めていて、向かって左側は建物の北側と西側の道路に面していて2面を使えて車も止めやすい。ここは毎日荷降ろしする花屋さんが絶対に欲しい区画だ。もう片方は店内の窓近くに躯体の大きい柱があり、本当を言うと使いにくい物件だ。どちらを取るか相談を受けたときに、その使いにくそうな狭いほうの区画をお勧めした。車の止めやすい左側は物販に向いていて、花屋さんは絶対にそこを希望する。あえて、こちらを選ぶことで家賃交渉が少しでも有利に進めるし保証金の額も変わってくる。
もう一つのアドバイスは不動産契約内容の中で、お店をたたむときの契約事項で原状回復工事が必ず必要かどうかだ。まさかとは思うが、先のことは何が起こるかわからない。経済状況、健康、事故、天災。万が一退店しなければならないとき、この原状回復義務があると、お店の解体、廃棄、手間など後ろ向きの仕事と、ここでさらに大金が出てゆく。仮にこの費用が100万円掛かるとすると、このリスクを常に背負ってお店を経営してゆかなければならない。100万円ならまだよいが、千万円単位の金額では大変なことだ。齋藤さんは幸いにも次のテナントも飲食店であるよう前向きに検討してもらえる事なった。となれば、このリスクを最小限に抑えることが出来、万が一のときには私物と食材だけ持ち出せば済むし、もしかしたらそのお店の空間やデザイン、設備が売れる可能性がある。
リスクヘッジも経営の大切な項目だ。
三上です。早速8月28日にopenしたAtzouへ行って見ましょう!!

Atzou入り口の重厚な木のドアです。扉を開け店内へ・・・

店内も落ち着いた雰囲気です。木の床・コンクリートの壁・黒のシートがとても調和が取れていますね。

躯体の柱はどうなりましたか??見事にテーブル席の中ほどに、これなら正面の人が気になりませんね。